お知らせ
お産に向けてお家でできるエクササイズ
COVID-19の影響で当院の産科では、母親学級やマタニティ・ヨーガ教室、ベビーマッサージが中止になっています。
外出自粛で身体が凝り固まってはいませんか。不安で身体が緊張していませんか。
お家で、お産に向けてエクササイズをしてみましょう。
お腹の赤ちゃんの成長とともにお腹も大きくなってくると、横隔膜を押し上げ、呼吸運動 が制限され、息が浅くなります。
意識して、深く、長く息を吐くようにしてみましょう。
次の体操は、妊娠16週以降の方は行って構いませんが、切迫流産や切迫早産の診断のある方は控えて下さい。37週に入る前の時期でお腹が張る時には無理せす、休息を取りましょう。
ご自分の産む力、赤ちゃんの生まれる力を信じて、お産にのぞみましょう。私たち助産師は、いつもあなたのそばにいます。
不安な時は遠慮なく頼って下さい。
骨盤の傾斜運動
カンガルーのしっぽが自分に生えているとイメージしてみましょう。しっぽを上げたり、しっぽを下げたりすることで腰を後ろに引く感覚を養い、骨盤がなめらかに動くようにします。腰痛予防にも良いです。
お産のときにいきむ時は、しっぽを下げる方向に骨盤を傾けると赤ちゃんが生まれ出ようとする方向と一致します。
肩や胸を開く
妊娠末期になって乳唇が大きくなると、肩や首に凝りや痛みを生じている方もいるのではないでしょうか。
肩や胸を動かして緊張をほぐします。
両足を平行に開いて、椅子の背もたれや壁を使用して肩や胸を反らせます。
寝て膝を開く
- ①仰向けに寝ます。
- ②両膝を立てます。両足、両膝そろえます。
- ③できるだけ、かかとをお尻に近づまけす。
- ④息を吐きながら、両膝を左右に開いていきます。
- ⑤股関節がゆるんで両膝が次第に床に近づいていくのを待ちましょう。
- ⑥息を吸いながら腟から糸を引き上げるイメージで腟を締め、吐いてゆるめます。(骨盤底筋の緊張を取り除きます)
- ⑦股関節とももの内側の筋肉をゆるめます。