教育体制
教育理念
看護部理念に基づき、患者のニーズに応じた安全で確実な看護サービスが提供できる人材育成を目指し、看護職員がそれぞれの分野における看護における看護の専門性を追求し、自ら看護実践力を開発できるための支援を行う。
汐見台キャリアラダープログラム
年間教育計画
新人看護職員研修
新人卒後研修の目的
新人看護職員研修は、看護実践の基礎を形成し、看護を安全に提供していくための臨床実践能力を強化していくことを主眼とし、新人の時期から継続的に自己研鑽を積むことができる研修支援体制を整備していく。
研修体制
- 教育委員会の設置
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- ①新人看護職員研修の一連のプロセス(研修方法の企画・実施・評価)の実際を教育委員会を設置し、新人研修の一連のプロセスの役割を担当する。
- ②委員長は研修責任者がその役割を担う。
- ③委員会構成員は、教育担当看護課長、内科系看護師、外科系看護師より構成し、医療安全担当看護課長、感染対策担看護課長がアドバイザーとして参加する。
研修内容と到達目標
- ①到達目標及び1年以内に経験し習得を目指す項目
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「看護職員として必要な基本姿勢と態度」32項目
→ 一年以内に経験し習得を目指す項目27項目
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「技術的側面」91項目・「助産技術」28項目
→ 一年以内に経験し習得を目指す項目73項目・助産技術24項目
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「管理的側面」35項目
→ 一年以内に経験し習得を目指す項目21項目
- ②研修目標別の基本的到達時期の検討
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教育委員会で検討を行った内容を踏まえ、看護責任者会議にて検討する。
研修風景
研修プログラム
年度評価を踏まえ教育委員会で検討を行った内容を踏まえ、看護責任者会議にて検討する。
- 令和5年度研修プログラムについては各部署の教育計画参照
研修の実際
研修の実際においては、教育委員会で検討し、適切な研修方法を選択し実施する。
- ①看護護技術研修においては、当院の看護手順を遵守し、新人看護師配属部にて企画・実施する。
- ②感染予防技術については感染対策委員会と連携し実施する。
- ③安全確保の技術については安全推進委員会と連携し実施する。
- ④内容に応じては、他職種の協力を求め実施する。
評価の実際
- ①自己評価に加え実地指導者(プリセプター)や教育担当者(主任・教育委員)による他者評価を取り入れ行う。
- ②各到達目標に関しては評価表を用いることとし、総括的な評価を行うにあたっては、レポート等を適宜取り入れる。
- ③評価は、技術が出来たか・出来ないかのみを評価するのでなく、次の行為につながるように、確認し励ます評価を行う。
- ④最終評価は、各所属課長と教育担当責任者が行う。
- 資料:「新人看護職員研修ガイドライン」
「新人看護職員研修における研修責任者・教育担当者育成のためのガイドライン」